きゃーくぼの便利帳

便利でもなんでもない、単なる管理人のストレス発散の場です。

  • 2009.03.20 Friday

卒業式挨拶

3月19日子供の小学校の卒業式があった。PTA会長なんぞをやらされているので壇上に立って挨拶などをしたわけである。
実は2年目なので、2回目の挨拶だったので、少しは慣れるのかと思っていたのだが、決してそんなことはなく緊張しまくりであった。と言うのも、仕事がバタバタして挨拶文をゆっくり考える余裕がなく、ぶっつけ本番で挑んだようなものだったからである。
当然自力で挨拶を考えれるわけはなく、挨拶集やインターネットで検索した挨拶事例などを参考にしながら、良いところををまあパクらさせていただくのが関の山であるのだが、今回それすら出来ないまま、式当日になってしまったのである。
てな訳で、「去年の挨拶をそのまま言っても誰も気がつかへんやろ」と開き直って、去年自分が作った挨拶の日付だけを修正した原稿をポケットに入れておいたのである。これで安心である。中途半端に時間をかけて、出来るだけ原稿を見ずにソラで言えるようになどと色気を出すこともなく、淡々と文章を読んだら良いねんと余裕をかましていた。
ところがである。自分の性格に少し(と言うか大分?)天の邪鬼なところがあるのと、実は上の子供が卒業生であったので、当事者としての親の感情が入ってきたこともあって、壇上に上がりいざ読もうと原稿を取り出したところで、「思い浮かんできた事をそのまま述べよう」とまったく原稿を無視してしゃべり始めてしまったのでした。
その時のことを、上手く説明しようとしても難しい。「思い」が次から次に浮かんでくるのと同時に、「そのまま言うと相応しくない言葉遣いになる」と言葉を選びながらしゃべっているところがあって、頭が真っ白になりながら、内容がぶれない様に取捨選択していたりして、不思議な感じであった。アドレナリンやドーパミンとか身体・脳ミソの中で分泌しまっくていたのだと思う。
思ったことを思ったまましゃべったので、言葉に詰まったり、話しのつながりが悪かったりしたのだが、あそこまで出来たのなら最初から原稿を取り出さなかった方が、「中途半端な覚え方してるんやったら、ちゃんと原稿読め!」と誤解される心配は無いのでは…と反省するところだが、だからと言って最初から原稿無しで臨んだ場合は、頭が真っ白になっていただけに終わったのでは?とも思う。
次、入学式で挨拶するので、今度は準備しとこうと今のところ思っている。

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